カーゴナビでフォワーダーのランキングをやっていました。位置はジオロジ、２位はインターナショナルエクスプレスとエクスペダイターでした。パナルピナやキューネアンドナーゲル、そしてクラスカンなどの外資系フォワーダーもありました。しかしベストなフォワーダーとはどのようなものなのでしょうか？ それは各顧客にニーズによりベストとされるフォワーダーも変わってくると思われます。 値段も外資系フォワーダーが日系に物流会社より安いとはかぎりません。日系の物流会社の中には地域限定でとても安い運賃をだせる航路があります。しかし一般的には日本の会社は外資系よりは高いというのが一般的です。 サービスは日系がいいというのも一概に言えません。フォワーディングの業務は現地のサービスと日本側のサービスとをあわせたものです。日本のフォワーダーの相手国のエージェントが自社ではない場合、サービスにバラツキが出てくることがあります。イランから輸入するとしてたとえばＡ社のイランの海外エージェントがＡ社自社の事務所ではなく、イランの会社と業務提携をむすんでサービスを行っているという場合です。このような場合は情報がうまく伝わってなかったりしてサービスが良くないケースがあります。
そう言った意味では大手の全世界にネットワークを持った外資のフォワーダーの方がうまくいでしょう。
さて上記は顧客からみたフォワーダーランキングですが、これから就職しようとする方にとってのベストフォワーダーとはまた違ったことになります。給与がどこが一番高いのか？そんな統計はありませんが、福利厚生の件でひとつお話します。日本ある大手フォワーダーの多くは外国運輸金融保険組合に加盟しています。ここに加盟しているフォワーダーはこの外運の福利厚生サービスを受けることができます。健康診断や、人間ドックの費用の補助、全国にある契約保養所の利用、エグザス等のスポーツジムの割引利用ができます。もともと外資系の船会社や航空会社とフォワーダーの組合だったのですが、これに外資の金融保険が後から加わりました。毎年ゴルフの大会や運動会とかもやっています。給与の面ではボーナスが無いという外資もありますね。そう年俸制なのでボーナスはなしです。
下記のＢｌｏｇも参照ください。
外資系フォワーダーに就職
外資系フォワーダーに転職
一番いいのは外資系フォワーダーで経験を積むと結構つぶしが利くってことでしょうか？昔ほどではありませんが外資系のフォワーダーを渡り歩いている人も結構います。営業なんかは顧客さえしっかりおさえておけがフォワーダーを変わってその顧客を新しいフォワーダーに持っていくというツワモノもいます。
